会話力を学ぶ。なぜ、この人と話をすると楽になるのか!
2015/07/19
こんにちは、@LIFEPLUSNOTEです。
普段の生活でも仕事でも一人ですべてをやっている訳ではありません。
必ずそこには人との会話があり、コミュニケーションが存在します。
誰もが一度は悩むことの一つだと思います。
このことについては、最近読んだ本『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』がとても参考になりました。
他人とのコミュニケーションを理解し、円滑に進める為の方法が詳しく書いてありましたので、まとめてみたいと思います。
目次
コミュニケーションの基本
コミュニケーションの目的はコミュニケーション
心のどこかにある、『おもしろいと思われたい』とか『自分は〇〇をやった。すごいだろ』的なことは、会話をする上ではできるだけ言わないようにするべきです。それらの根底には、自分を認めてもらいたいという心理があります。
会話の中で自己アピールをしないこと、自己顕示欲を持たないということです。
やっぱり、自分の話ばかりしてしまう人と話すと疲れてしまいます。
コミュニケーションの目的は、コミュニケーションを取ることによって、お互いが気持よくなること。
Win−Winの関係を構築することを意識することが大切。
コミュニケーションはゲーム
コミュニケーションはスポーツと一緒で定石が存在します。『こう来たらこう返す』といったことを意識して会話を繰り返すことで、定石が判り、だんだん話し方が上手になっていきます。
コミュニケーションはゲームだと思って、ルールを設定して取り組むと身につきやすいと思います。
以下、ルールの引用です。
コミュニケーションゲームのルール
①対戦型のゲームではなく、全員参加の『協力プレー』
②ゲームの敵は『気まずさ』
③ゲームは『強制スタート』
④ゲームの『勝利条件』
目標は参加する全員が会話を通じて気持ちよくなれることです。
会話を通じて、その場にいる全員が気持よくなれることが目的で、ディベート本や負けない会話本などに書いてある内容とは異なります。
相手を打ち負かす会話の方法ではなく、和を作る会話の方法と言えます。
コミュニケーションの技術
共通の話題はない
ゲームのルールにもありますが、会話は人が2人以上集まれば強制的に始まるものです。初対面でもコミュニケーションをとらなくてはならない場合、共通の話題が無いことが多々あります。
そのような場合、会話をつないでいくためには自分から質問をすることが大切です。
ポイントは相手の身の回りのことについて聞いてみるということです。
この時、質問に答えてくれた場合は、さらに掘り下げた質問ができます。
話題をどうしようと考えるのではなく、質問すること。
そうすれば話題ができ、それについて話をしていけば、会話のキャッチボールが何回もできます。
自分の話をして、嫌な気分になる人はいないんです。
質問をして相手の反応に乗っていければ、気持ちのよいコミュニケーションをとることができます。
3つのテーマで考える
『ホメる、驚く、面白がる』の3つのテーマでコミュニケーションを考えることが大切です。3つともポジティブなイメージですが、どれも相手に興味を持って話を聞いていないとできないことです。
相手に気持よく話してもらう為にも、相手に対して良い質問をし、興味を持って話を聞くことと、ポジティブなイメージの言葉を使うように心がけて下さい。
また、ネガティブな言葉は会話を止めてしまいます。『嫌い、違う』などの否定的な言葉は封印するということを心がけて下さい。
まとめ
対人関係のひとつのテーマであるコミュニケーション。良質なコミュニケーションとは、相手を思いやること、サービス精神とかホスピタリティといったことが根底には必要なんじゃないかと思います。
コミュニケーションの目的はコミュニケーション。
会話で相手をもてなすといったスタンスを持つこと。
これがとても大切なんじゃないかと思います。