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ドリルを売るなら穴を売れ!マーケティングの基礎を学ぶ!

   

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今回、マーケティングの勉強に『ドリルを売るなら穴を売れ』という本を読んでみました。
マーケティングというと、数字や統計の分析とかあって難解なイメージがあったんですが、この本はとても判りやすく、マーケティングについての理解が深まりました。
ストーリー仕立てになっていて、読みやすくマーケティング入門にオススメです。



忘れないうちに以下にまとめておきたいと思う。


マーケティングは日常にある

マーケティングというと難しい学問のように思える。
でも、簡単に言ってしまえば物を買ったり売ったという日頃からやっていることについて『何でそれを買ったの?』『何で売れたの?』って突き詰めたものだっていうこと。




本の題名になっている『ドリルを売るなら穴を売れ』が表すのは、ドリルを買いに来るお客様は何もドリルが欲しくて来るわけじゃない。

穴を開けるという『結果=価値』が欲しくて、それがドリルだったってだけ。

当たり前のように思えるけど、けっこうビジネスの現場では忘れている人がとても多いように思える。
お客様が思っている事と食い違った提案をしてしまうことが多々あると思う。


市場のリサーチが無くては成立しない

マーケティングは、『売り手』『買い手』が存在する。
日々のみんながしている消費行動の裏を読むことがこの学問を理解するヒントだと思う。



今回読んだ本の中で大きく取り上げられている4つの理論について、大まかな意味を書いておく。

ベネフィット(顧客にとっての価値)


セグメンテーションとターゲッティング(顧客を分けて絞る)

差別化(競合よりも高い価値を提供する)

4P(価値を実現する為の製品・価格・販路・広告)


上記の4つの理論がマーケティングという学問の基本となる。
他にも分析方法や理論が存在するが、今回は大きな4つの表題のみにとどめておく。



まとめ

書籍だけではなく、ブログなどでもアクセスを集めるにはどうしたらいいか?などの記事を良く見るが、この本に書いてあることが当てはまると感じた。

本書はマーケティングの入門書という位置付けであるが、Webの中でも同じように通用するものだと思う。
こうして今もブログを書いているが、パソコンの向こうにはやはり人がいる。
ブログのコンテンツをジャッジし、見るべきか否か判断している。


ブログの記事に置き換えるならば、見ている人は時間という対価を払っているとも考えられる。

つまらない、中身の無いコンテンツばかりだと見出しだけ見て、読んでさえ貰えない。


Googleの検索アルゴリズムについては詳しくないが、他の方のブロクを見る限り、おそらく検索においても同じ事が起こっているのではないだろうか。

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