人間関係を円滑にする『ライカビリティ』とはどういうものか?
こんにちは、@LIFEPLUSNOTEです。
生きていく上で、他者とのコミュニケーションは避けては通れないことです。
より良く生活していく為や会社で出世していく為には、どのように立ち回っていったらいいのでしょうか。
コツのひとつをお伝えします。
声の掛け方、話し方といったことを知っているだけでも周囲との摩擦が少なくなるということです。
このテーマについては、書籍『好きになられる能力~ライカビリティ 成功するための真の要因~ (光文社新書)』が、コミュニケーションと成功の関係について明かしています。コミュニケーション法について、とても参考になりましたので、まとめてみたいと思います。
ライカビリティとは?
会話の前に大切なこと
ライカビリティとは、簡単に言うと好感度のことです。大きな会社であっても、少人数の学校のクラスだったとしても、人の集まり(組織)という点では同じです。
ひとりひとりをポジティブにすることで、コミュニケーションをより円滑できるという点で言えば、好感度が組織に与える影響力は大きいのです。
言語と非言語コミュニケーション
ライカビリティ(好感度)にはその人に対する声掛けのような言語でのコミュニケーションと接する時の態度など非言語コミュニケーションがあります。つい口にしてしまう6つの言葉
主にあなたの中で問題が発生している時、他人が口にする言葉には大きく分けて6つのパターンがあります。①解決案
あなたが言ったことに対して解決策を言う。
②無関心
「何とかなりますよ」など、他人事である為、無関心な言葉。
③私の話
「この前、私も困りました。その時は〇〇で~」など、自分の話にしてしまう人
④反論
「そんなことないんじゃないんですか」など、反論してくる人。
今はそれを求めてるんじゃないんだと言いたい!
⑤解説
「こういう場合は〇〇して、その後は.....」と延々と話をされてしまうパターン。
⑥感情
「そうですよね。困りますよね〜」など、相手の感情について言うパターン
ライカビリティの観点から言えば、この中で言ってもよいのは①と⑥。⑥が感情に言及して共感しており、正解な受け答えではないでしょうか。
ライカビリティを下げる話し方4つ
①評価してくる人ビジネスの現場と日常会話では求められることが異なるという前提で、日常会話の中でやたらと評価・批評してくる人は嫌がられる。
②プロテクトする人
自分の身を守ることを優先してしまう。反論を含む場合が多い。
③ぼやく人
常に文句ばかり言っている人。これがダメ、あれがダメとずっと言う。
④会話が成り立たない人
一方的に話す、割り込んできて話すなどの相手との会話の配分をまったく気にしない困った人。
まとめ
ライカビリティを上げる会話は、相手の事を考えて思いやる気持ちが無いと成り立ちません。書籍の中でよくあるパターンとして6つの言葉と4人のクセを挙げました。周りにもいらっしゃると思いますが、当人達はまったくと言っていいほど、意識していないケースが多いです。
育ってきた環境や本人の考え方と言ってしまえばそれまでですが、これらは訓練によってより良く変えることができます。
人に接する場合に気を付けるべき事や声の掛け方、会話のパターンについて気付きを与えてくれた良書です。